- 「保険約款のわかりやすさ向上ガイドライン」なるものが あるらしい。
- 自治体法制執務で 活かせるのかは よく 分からないが,私団体や 法人の 内規等の 起案には 参考に なるかも 知れない。
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http://www.sonpo.or.jp/about/guideline/pdf/index/yakkan_guideline.pdf
- 以下, ざっと 気になった ところ(要約)。
- 「この限りでない」は 結果 どうなるかが 分かりにくいから, なるべく 使用せず, 具体的に 記述する。
- 安易に 読替え規定を 使用せず, 特約内で 再度 規定しなおすことも 検討する。
- 文中での 用語定義を 避け, 定義規定や "注意書き"を 設けて, 文章を 読みやすくする。 また, 略称規定を 除くほか 用語置換方式 *1は,避ける。
- 章, 節等ごとの 目次のほか, 目的別目次を 別途 設け, 契約者が 参照する 際の 利便性を 高める。
- これは, 税法等においては その用例が 見られるが, 条文の 引用時 見出しも 一緒に 引用すること。
- 最後に, 他の 条項を 引用する 際, 第1条第2項第3号のように せず, 第1条(2)③のように もとの 条名・号名や 項番号等の ままの 表記で 引用する。
*1:例: A, B, 又はCすること(以下「D」という。)